
お客様の声

- S.Maccho 様
- 投稿日:2025年07月08日
信頼できる抵抗器である。
しかし抵抗器も適材適所で使いたいものだ、大きく分ければ抵抗器には電力系と信号系がある、電力系にはそれに相応しい抵抗器を使いたい、Dale(デール)社のNSシリーズやコーア社のSPRシリーズなどだが、生産中止が心配される、自作派はストックしておきたいところだ。
このAMRGは信号系の抵抗器である、2Wのものは電圧増幅段のプレート抵抗に使う場合が多いが、これも増幅率を決めるファクターであるから、やはり信号系のものが相応しいだろう。
特殊な例では出力管のカソードに繋いでアースする場合がある。
これは固定バイアスの時の電圧検出に使ってプレート電流を計算する場合である。
10Ωの抵抗器を繋いで、カソードに0.5V発生すれば、オームの法則からプレート電流は50mAになる。
もう一つはプラスバイアスで出力管を作動させたい場合だが、この場合も自己バイアス用のカソード抵抗器そのものはいらない、しかし流れるプレート電流を知りたいので、上記のように10Ω程度のものを繋いで同じように計算する、この場合抵抗値を大きくするとプラスバイアスの電圧に影響があり、相対的に電圧が減ってしまうので注意が必要だ。
なおプラスバイアスで使う出力管には、VT-51や811Aなどの送信管がある。
前置きが長くなったが、より詳しく計算するには抵抗器の精度は高い方が良い、AMRGは精度も1%と高く、熱にも強いのでこういった用途にも向いている。
0.75Wのものは純粋に信号系である、電圧増幅段のカソード抵抗やグリッドリーク抵抗、あるいは発振防止用のサプレッサー抵抗にも使われる、もちろん流れる電流量が多い場合は2Wのものを使った方が良い。
このAMRGは理研電具社のリケノームRMGの後継を目指して開発されたものらしい、リケノームRMGが生産中止になって久しいが、今でもグリッドリーク抵抗器にはこれを使いたいこだわりがあるのも確かだ、特にインターステージトランスの2次側に入れるシャント抵抗にはこれしかないというこだわりがある。
話が逸れてしまったが、やはりRMGとは音質の差はあるようだ、しかしAMRGも良質な音質を醸し出すのは確かである。
海神無線のコメントでは、エージングに時間がかかるという事である、半年ぐらいであろうか、気長に待ちたい。

- S.Maccho 様
- 投稿日:2025年07月03日
このKT-88を使ってアンプを自作したのはもう11年前になるかな、実に40年ぶりのアンプ制作だった、そのずっと以前は高2の時だったな。
アンプの制作を再開して2台目がこのKT-88プッシュプルアンプだったが、固定バイアス、出力管へは12AU7のカソードフォロア直結ドライブ、12AU7を使ったムラード型カソード接地型の位相反転回路、初段増幅は12AT7のSRPPである。
もっともこれは自分で回路図を考えたわけではない、大西正隆先生の回路図を拝借したのだが、それをモノラルからステレオの1枚物にした事、3極管接続とウルトラリニア接続の切り替えを設けた事は自分のオリジナルである。
まあ先生にも色々相談や検討の意見を頂いた。
今は先生も3極管接続とウルトラリニア接続の切り替えを回路に取り入れておられるようだ。
その他にも2極双投のSWを使ってNFBも2通りに切り替えられるようにした、SWに中性点もあるのでNon-NFBにもできる。
もっともエージングでアンプが落ち着いてからは、ずっとNFBはOFFである、ウルトラリニア接続の場合もOFFである、結局NFBは不要であるとの結論に達した。
KT-88もGold Lionのが4本あり、今回は予備として1ペア購入した。
他にもJJのKT-88も4本あるが、もっぱらGold Lionの方が主役になってしまった。
あとこのアンプはKT-66やKT-77にも差し替えができるが、やはりKT-88が一番良いようだ。
EL34/6CA7、及び6550はスクリーングリッドの耐圧がKTシリーズに比べて低いので要注意だ、耐圧がオーバーすると管内でスパークする事になる。
またこの自作アンプは電源トランスを春日無線に特注しており、KT-150も使えるように6.3Vのヒーター電流は十分余裕を与えている、しかしまだKT-150の購入はまだであるが、どうするか悩むな、もっぱら古典3極管に興味が移ったし。

- 渚の精霊 様
- 投稿日:2025年07月03日
成形等しっかりした製品でした。私の場合は、一旦完成して使用しているアンプで接触不良によると思われる雑音が発生したのでソケットを取り替えることにしました。既設のソケットを取り外すのに多大の労力を要しました。半田の付け過ぎで何度も加熱冷却を繰り返してしまい、その結果として基盤にやや損傷が生じました。教訓としては、はんだを付け過ぎないことです。処置後、今のところ問題なく鳴っています。

- 金メッキOFC 様
- 投稿日:2025年07月02日
いつもは0.9mmを使っていましたが、ドレーン線がないタイプのラインケーブルにドレーン線代打として0.4mmを試したところドンピシャ! ニッケルメッキなしの金ダイレクトメッキ、酸化の心配なしでいうことなし。これからも造り続けてくださいね。

- S.Maccho 様
- 投稿日:2025年07月02日
この6A3と2A3との違いは、フィラメントの電圧や電流の違いだけで電気的な特性は同じだとされている。
いわば兄弟なのだが、性格はだいぶ違うようだ。
出てくる音がまるで違う、2A3は少しマッタリとした音の柔らかさ、いかにも真空管らしさを感じさせる音なので、これを愛好する人も多い。
6A3は音の輪郭がハッキリしている、はつらつとした躍動的な音だ、低域から高域まで良く伸びており、中域の張りもあり音像も大きくなるようだ。
どちらかと言えば、WE300Bに近いかも知れない、いや自分の感覚ではそれ以上なのだ。
もっとも出力管だけで音が決まるものでもないが、ドライバー段も重要な要素ではある。
今までインターステージトランスドライブ、カソードチョークドライブ、全段直結カソードフォロアドライブなどのアンプを自作してきたが、やはり直熱3極管にはインターステージトランスドライブが最良と信じる。
これらのドライブ方式に共通しているのは、A2領域も使いたいという事であり、よりパワーアップしたいという事である。
もちろんドライブ管や初段増幅管の選定も重要であり、余裕をもって強力ドライブさせたいものである。
アムトランス社が取り扱っているルンダールトランスはOPTしか使ったことがないが、インターステージトランスも使っても面白いかも知れない、価格も適切だと思う、インターステージトランスは高価なのが欠点ではあるが。
本製品の6A3はトップマイカの焼けもなく、使用感もなく新品同様であった、比較的新しい生産のようで、もしかすると1960年代後半~1970年代前半のものかも知れない。
まあ比較的安く手に入れられたようだ、ありがとさん。
これで6A3の手持ちは5本になった、気に入っている。

- 乙吉 様
- 投稿日:2025年06月29日
本来の使用方法ではなくRCAケーブルとして
EQアンプーラインアップ-パワーアンプの2か所で使用。
はじめハムを心配しましたが問題なくクリアーな音に変わった思います。
皆様に勧められる方法では有りませんが満足しています。

- ゆみみ 様
- 投稿日:2025年06月26日
10年以上前に作ったエレキットのTU-870R、いよいよ使用中に「ブツッ ブツッ」というノイズが目立つようになり、交換しました。
無事に不具合は解消され、ご機嫌に鳴っています。
たいしたことではないですが、パッケージに記載の特性値が有効数字2桁で一致していて、さすがマッチドペアですね。

- kaikiminami 様
- 投稿日:2025年06月21日
早速ですが、所有している真空管アンプの抵抗を先日購入させて頂いた抵抗と交換した結果、想定していた以上に音がはっきりして音抜けも格段に良くなりました。
この度は有難う御座いました。

- グリムリーパー 様
- 投稿日:2025年06月09日
繊細な表現力があり、金属皮膜抵抗とは違う良さがあります。
通常の金属皮膜抵抗より値が張りますが、確かにその差は感じ取れます。
amrgより予算をかけずに、表現力を狙いたいなら、是非おすすめする逸品です。